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デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道に乗ってきました!前篇 ~いざシルバートンへ~

デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道に乗ってきました!前篇 ~いざシルバートンへ~

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今回のアメリカ出張で一番の目玉にしていたデュランゴ&シルバートン狭軌鉄道。デュランゴ~シルバートンまでの72kmを片道3時間半かけて進みます。名称こそ現在はデュランゴ&シルバートン狭軌鉄道となっていますが、元はデンバー・アンド・リオグランデウェスタン鉄道(D&RGW)です。この名称を聞くだけでアメリカンナローファンはたまらないと思いますが、当時走っていた本物の蒸気機関車に乗れるとあって当日は朝から興奮しっぱなしでした。たくさんの写真と共に大興奮の1日を振り返りたいと思います。

写真の枚数がかなり多いので前編・後編に分けて掲載します。

乗車当日

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気持ちの良い青空で絶好の乗車日和です。日曜日の朝ということもあり車通りもまだまだ少ないですが、デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道のスタッフの方はすでにお仕事中です。写真3枚目の右側にデュランゴ駅があります。ちなみに、駐車場は1日$8.00です。大通りから入ってマクドナルドの手前にあります。私は最初間違えてマクドナルドの駐車場に入りドライブスルーしそうになりました(笑)

デュランゴ駅

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3体の馬の象がお出迎えしてくれます。駅の看板にはデュランゴ駅の標高とシルバートンまでの距離が書かれています。標高はなんと約2,000m。2,000mといったら富士山の五合目と同じです。ここからシルバートンまでは更に標高が約800m上がるので高山病には注意が必要です。

いよいよ乗車!


デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道 ~一番列車入線~

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入線してきたのはK-36 #486 "Mikado" 2-8-2。私はこの日の一番列車を予約していました。予定は以下の通りです。

デュランゴ駅出発:AM8:00 → シルバートン到着:AM11:30
シルバートン出発:PM13:45 → デュランゴ駅到着:PM17:15

今の時期は45分間隔で3本の列車が運行していますが、季節によっては出発時刻や本数が変わります。また冬の間は途中の"Cascade Canyon"までしか行かないので注意が必要です。

選べる客車

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実際に乗れる客車はスタンダード・デラックス・ファーストクラス・プレジデンシャルの4種類に分かれています。もちろん値段はかなり違います。一番安いスタンダードとプレジデンシャルの差額は$130!!スタンダードクラスはCoachとGondolaに分かれていますが、わたしは身を乗り出してパシャパシャと写真を撮りたかったので、一番安いスタンダードクラス($89.00)のゴンドラにしました。座席が外側に向いていて窓もないので撮影にはピッタリです。

下の2枚はスタンダードのコーチです。3枚目はファーストクラスだと思います。ファーストクラスの車内も撮りたかったのですが、入っていこうとしたらすでに乗客がいっぱいでみんなこちらを向いているので気まずくて撮れませんでした(笑)

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いざシルバートンへ!「オールアボード!」

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車掌さんのかけ声でゆっくりと列車が動きだします。それと同時にお姉さんの説明が始まりました。早口なのと列車の音でほとんど聞き取れませんでしたが、あとで車内で記念撮影ができて帰りに買えますということ、サングラスを着用した方が良いですよという部分は聞き取れました。なんでサングラス?!と思ったのですが、その理由は後ほど・・・。

隣の席のご夫婦はとても気さくなで日本にも来たことがあるとのこと。東京に来て新幹線にも乗ったらしく、「君の国の電車はどれも凄いね!」とやたら感心していました(笑)

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最初の1時間くらいは住宅のすぐ裏を通ったり幹線道路と並行して走ったりして、郊外ののどかな風景といった感じです。この時点ではみんな大人しく席について談笑しています。デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道の本領発揮はこれからです。

いよいよロッキー山脈の中へ!

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出発から1時間くらい経つといよいよロッキー山脈の渓谷の中へ入っていきます。景色がガラッと変わりさっきまで大人しく座っていた人たちも総立ちです(笑)それもそのはず!こんな景色が目の前に広がっていたらそうなります。

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ROOK WOOD駅に停車

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駅といってもホームや駅舎があるわけではありません。"BORDING POINT"と書かれた小さな小屋と側線にレールカーなどが停まっているだけです。ここで乗降者がいたのかはわかりませんが5分もたたないうちに発車しました。

岳鉄道の本領発揮


デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道 (Durango&Silverton Narrow Gauge Railroad)

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ROOK WOOD駅を過ぎると列車は更に山奥へ。サンフアン国立森林公園の原生林も見えてきます。このあたりからアニマス川に沿ったルートになりシャッターチャンスの嵐になります(笑)最初に言い忘れましたが、走行中は常に横揺れ状態なので写真を撮る時は注意しないと転ぶかカメラを落とします!

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デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道 ~K-36 #486 "Mikado"~

新旧の給水タンク

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シルバートンまでもうひと息

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渓流沿いを走ったり森の中を走ったりを繰り返しいよいよシルバートンが近づいてきました。森の中で伐採作業中の作業員の姿も。確かこのあたりで「あと15分くらいで着きますよ!」のアナウンスがありました。

今も残る当時の採鉱場

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遠くの方に見えた本物の"ORE CHUTE"です。写真はかなりズームしているので間近まで行くことは恐らくできません。しかし100年以上前に使われていたものを当時と変わらぬ場所、変わらぬ姿で観れたことはとても感動的で印象に残りました。

シルバートンに到着!

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3時間半かけてシルバートンの町に到着です。なぜ「シルバートン駅」と言わないかというと写真1枚目に写っているシルバートンの駅舎の前には停まらないからです。駅舎を通過して町の中心まで伸びているレールの終点が降車場になります。帰りの発車時刻までは約2時間。乗客たちはランチを食べたりお土産を買いにシルバートンの町に散っていきます。シルバートンでの様子は後編に続きます。