鉄道模型 輸入と工作のブログ

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【2017年7月】ナローゲージショップ アメリカ コロラド州の旅 ~古きナローを訪ねて~

2017年9月17日修正

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7月上旬にアメリカはコロラド州へ出張に行ってきました。ここでは概要を備忘録としてまとめていきたいと思います。店長は写真をあまり撮らない人なので、今回は私が気合を入れて仕事をしてきました。

・主な目的

①Caboose Hobbiesで買い付け (現地の鉄道模型屋さん)
②デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道 (Durango&Silverton Narrow Gauge Railroad)
③ロイヤルゴージ・ルート鉄道 (The Royal Goege Route Railroad)
ジョージタウン・ループ鉄道 (Georgetown Loop Railroad)

特に②③④がメインです。"ナローゲージショップ"と謳っているからには本物のナローに触れることは重要かなと。それではいざコロラドの旅へ!

ナローゲージショップ アメリカ コロラド州の旅

Caboose Hobbiesで買い付け

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デンバー国際空港から車で西に約50分。レイクウッド(Lakewood)という街にあります。日本の鉄道模型ファンの中でもご存知の方もいるのではないでしょうか。店内はかなり広く様々なメーカーを取り扱っています。

主な取り扱いメーカー

・WALTHERS (ウォルサーズ)
・Kadee (ケーディー)
・KATO USA
・Grandt Line (グラントライン)
・Northeastern (ノースイースタン)
・Micro Trains (マイクロトレインズ)
・CIRCUITRON Tortoise (サーキットロン タートイズ)
・ATLAS (アトラス)
・PECO (ピィコ)
・Woodland Scenics (ウッドランドシーニックス)
・MRC
・SOUNDTRAXX (サウンドトラックス)

店内の様子

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店員のポールさん

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店員さんはオーナーらしい人も含めて4,5人いましたが、その中の一人の方がとても親切にしてくださいました。お世辞にも英語がうまいとは言えないわたしに声をかけてくれて、リストを見ながら在庫をひっくり返して商品を探してくれました。

うまく意思疎通ができない場面でも、得意げにスマホの翻訳アプリを使ってみせてくれて"これがあれば簡単だぜ!"と言っていました(笑)

帰りにぜひ一緒に写真を撮りましょうとお願いしたら、"よし!じゃあ、セルフィーだ!"と言って快く応じてくれました。人との出会いも旅の醍醐味のひとつ。陽気で気さくなポールさんと楽しいひと時を過ごしました。

デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道

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今回の出張でわたしが一番の目玉にしていた"デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道"。
デュランゴとシルバートンの72キロを結ぶ、軌道914mmの本物のナローゲージです。片道3時間半という長旅ですが、目の前に広がるロッキー山脈とアニマス川の雄大な景色は一見の価値ありです。

デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道の歴史

1881年~1882年にかけてデンバー・アンド・リオグランデウェスタン鉄道によって、金や銀の鉱石や物資などを運ぶために造られました。鉱山が廃鉱になったあとにデュランゴ&シルバートン狭軌鉄道が設立されて現在は観光用の保存鉄道として運行されていますが、1882年から130年以上ずっと運行が続いている路線はアメリカでも大変貴重とのことです。

私はあまりの感動に正直ちょっと泣きそうになりました。写真も動画も山ほど撮ってきましたので、チケットの取り方から何から何まで別記事でがっつりと書いていこうと思います。

ボールドウィン社製 2-8-2 K-36  #486 "Mikado"

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デュランゴにて出発前に準備しているところです。シルバートンまでの道のりを牽引してくれるのはボールドウィン社製 2-8-2 K-36  #486 "Mikado"。デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道では、他にも480号・481号・482号の計4機のK-36を保有しています。

 

ロイヤルゴージ・ルート鉄道

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デンバーから南に約2時間行ったところにあるキャノンシティ。ここがロイヤルゴージ・ルート鉄道の発着地になっています。デンバー・アンド・リオグランデウェスタン鉄道のルートのひとつである"ロイヤル・ゴージ・ルート"を観光鉄道として運行しています。アーカンソー川の長年の浸食によって作られた渓谷を往復2時間かけて進みます。わたしが乗った便は往年のリオグランデ鉄道を思わせるシルバーとオレンジのディーゼル機関車ではなく、こちらのシルバーとブルーのディーゼル機関車でした。ちょっと残念・・・。

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ジョージタウン・ループ鉄道

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デンバーから西に約1時間行ったところにあるジョージタウンという小さな町。ここにジョージタウン・ループ鉄道があります。ジョージタウン・ループ鉄道はジョージタウンのデビルズゲートとシルバープルーム間(7.2km)を運行する観光鉄道です。かつてはシルバープルームからデンバーまで繋がっていたそうです。

ループ鉄道の由来

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ジョージタウン1800年代にシルバーラッシュで栄えた町です。町の西側の山の上で鉱山が発見され、鉱石を採掘・運搬するために造られた鉄道です。町から山の上まで直線距離で約3キロ。その間に約200mの高度差を埋めなければならないということで、ヘアピンカーブとループを多用し急勾配を克服した珍しい路線です。

見どころは高架陸橋

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蒸気機関車が屋根付きの客車と無塵貨車を改造したオープンカーを牽引してループを登っていきます。私が乗った時はお客さんが多かったせいもあり全部で7両くらい客車を牽引していたと思います。片道約30分でシルバープルームに到着すると機関車を入れ替え、15分くらいでまたデビルズゲートに戻ります。

見どころの高架陸橋は実際に乗っている時よりも駐車場からの方がよく見えます(笑)

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まとめ

おおまかに今回の出張のメインどころを載せてみました。写真は合計2,000枚弱あり、動画も未編集ですが1時間ほどあります。道中のエピソードも盛りだくさんでまだまだ興奮冷めやらぬ感じです。しばらくは整理をしつつ追記をして、個別に詳しく記事にして紹介していきたいと思います。

コロラド州は鉄道ファンには本当にたまらない場所でした。今回私が乗った3つの鉄道の他にも標高4,300mまで行ける登山鉄道"パイクスピーク コグレイルウェイ"や、アメリカで唯一の長距離旅客鉄道会社であるアムトラックの"カリフォルニアゼファー号"も有名です。鉄道以外でも、雄大なロッキー山脈を中心とした大自然が大変魅力的で国立公園も数多くあります。またデンバーダウンタウンには美術館や博物館も多く、芸術にも優れた街です。回りきれなかった観光スポットは数えきれないほどあるので、いつか必ずもう一度訪れたいと思います。