鉄道模型 輸入と工作のブログ

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失敗しない!ワシン水性ポアーステインの塗り方と6つのコツ

2017年12月1日加筆・修正

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DIYでラックやテーブルやイスを作る。その最後の仕上げとなるのが塗装です。シンプルな作品でも丁寧に塗装するとグンと高級感が増す重要な作業です。せっかく作ったからには失敗しないように綺麗に塗りたい!そんな方のために、私がショップで販売している鉄道模型用のレイアウトベースを塗装する手順と、試行錯誤して行きついた塗り方のコツをご紹介します。

失敗しない!ワシン水性ポアーステインの塗り方と6つのコツ

おすすめの水性塗料

ワシン 水性木部着色剤 ポアーステイン

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私がおすすめする水性塗料は"ワシン"の木部着色剤です。昔から家業のリフォームでも使っていますが、カラーバリエーションも豊富で発色も良く、綺麗に木目を引き立ててくれます。

ワシン 水性木部着色剤 ポアーステインのカラーバリエーション

ワシン 水性サンディングシーラー

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着色とニス塗りの間にやる大事な工程に必要なサンディングシーラーです。これを塗ると塗らないとでは仕上がりに大きな差が出ますので、必ず塗ることをおすすめします。

ワシン 水性ウレタンニス

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仕上げに塗るニスです。ワシンのウレタンニスには、"透明シリーズ"と"つや消しシリーズ"の2種類があります。鏡面仕上げにしたい時は透明シリーズを、あんまりテカテカしたのが好みじゃない方はつや消しシリーズを使いましょう。私は普段"クリヤー"を使っていますが、色つきシリーズも8色あります。

おすすめの刷毛

HANDY CROWN (ハンディ・クラウン)

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ハンディ・クラウンのINNOVAシリーズです。水性用と油性用、塗料用とニス用など用途や使う塗料により刷毛は異なります。

ハンディ・クラウン INNOVA 水性塗料用
ハンディ・クラウン INNOVA 水性ニス用
ハンディ・クラウン Premium多用途シリーズ

刷毛は安いものだと100円以下のものから、高いもので1本1,000円くらいしますが、ハンディ・クラウンのINNOVAシリーズ(50mm幅のもの)は300円~800円くらいです。画像右のゴールド調でちょっと偉そうなやつが800円くらいでした。

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水性、油性、塗料、ニス、全てに使えるこの刷毛は、他とは毛が違うみたいです。もったいなくてまだ使ってませんが仕上げのニス用に使う予定です。

今回使った材料

塗料

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もちろんワシンシリーズで統一しました。今回は光沢感を出したかったのでウレタンニスは"ツヤあり"を使いましたが、同シリーズに"ツヤなし"のものもあります。お好みで使いわけてください。

  • ワシン 水性木部着色剤 (マホガニーブラウン)
  • ワシン 水性サンディングシーラー
  • ワシン 水性ウレタンニス (透明クリヤー)
刷毛

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水性用と油性用、着色用とニス用は必ず分けてください。わたしは着色用とシーラー用、ニス用とそれぞれに刷毛を用意しています。

  • HANDY CROWN INNOVAシリーズ 水性塗料用
  • HANDY CROWN INNOVAシリーズ ニス用 (x2)
ヤスリ

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粗目(#40~#100)、中目(#120~#240)、細目(#320~)と様々な種類がありますが、材質によっては粗目から使った方が良い場合もあります。今回わたしが使った材料は室内リフォーム用の檜の羽目板だったので#240からで充分でした。

  • 空研ぎペーパー #240 
  • 空研ぎペーパー #400
  • TAMIYA フィニッシングペーパー P600
  • TAMIYA フィニッシングペーパー P800番
  • TAMIYA フィニッシングペーパー P1000番

綺麗に塗るための14の工程

今回の塗装工程は、着色3回、ヤスリ5回、サンディングシーラー2回、ウレタンニス3回です。絶対にこうしなければいけないわけではなく、あくまで試行錯誤して辿りついた私のやり方です。これからやってみよう!という方の参考になれば嬉しいです。

  1. 空研ぎペーパー #240をかける (材質によっては#120から)
  2. 着色1回目
  3. 空研ぎペーパー #240をかける
  4. 着色2回目
  5. 空研ぎペーパー #400をかける
  6. 着色3回目
  7. サンディングシーラー 1回目
  8. TAMIYA フィニッシングペーパー P600番をかける
  9. サンディングシーラー 2回目
  10. ウレタンニス 1回目
  11. TAMIYA フィニッシングペーパー P800番をかける
  12. ウレタンニス 2回目
  13. TAMIYA フィニッシングペーパー P1000番をかける
  14. ウレタンニス 3回目

塗り方のコツ その① 下地処理が大事

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塗り始める前、塗り重ねる前には必ずペーパーをかけてください。そしてペーパーの番手を徐々に上げていくのがポイントです。

1番初めのヤスリをかける前に、濡らした雑巾などで材料の表面を拭くようにするのも重要です。少し水分を含ませることで、木の繊維を毛羽立させてヤスリがけがしやすくなります。もちろん最初だけでなくヤスリをかけたあとは必ず粉を綺麗に拭き取ります。

塗り方のコツ その② 塗料を希釈する

水性塗料は原液そのままでも充分塗れますが、綺麗に仕上げるコツとしては希釈した塗料で塗り重ねることです。そうすることによって塗りムラをなくすことができます。水で簡単に希釈できるのも水性塗料のメリットです。

1回目と3回目の比較
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左が1回目、右が3回目です。どちらも完全に乾いた状態です。1回目に比べてかなり濃くなったのがわかると思います。ここまでの間に3回ペーパーをかけているので表面はかなりなめらかな手触りです。希釈の比率は感覚でやっていますが、あまり希釈し過ぎると好みの色になるまで何回も塗り重ねなければならないので注意してください。

塗り方のコツ その③ サンディングシーラー

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ニスを塗る前の下塗りとして使うことで塗膜の厚みを出すことができます。また木の導管に入りやすく、研磨性が高いので表面を平滑にしやすくなります。サンディングシーラーを塗る塗らないで、仕上がりにかなりの差が出ますので必ず塗ってください。乾くと透明になります。ニスほどではありませんが多少ツヤ感が出ます。

ペーパーのかけ方

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サンディングシーラーを塗り重ねる場合には必ずペーパーをかけます。しかし着色と違って力を入れすぎると下の塗装が剥げてしまうので注意が必要です。一方向から表面を撫でるように優しくかけましょう。表面にうっすら白い粉が出てきたらそれ以上かけてはいけません。

塗り方のコツ その④ 塗料をつけすぎない

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塗料を含ませるのは画像のように刷毛の半分くらいまでにしてください。そして含ませたら刷毛を容器の淵に押し当てて、垂れないようにしっかりと塗料を落としましょう。刷毛に含ませる塗料の量は少ない方が綺麗に塗れます。これは着色、シーラー、ニス全てに共通します。もちろん少なすぎると塗れませんが、多いとダマになったり気泡ができたりします

塗り方のコツ その⑤ 刷毛の動かし方

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刷毛は寝かせすぎないようにして、木目に沿って一方向から動かすのがポイントです。この時刷毛を押し付け過ぎないように注意して、力は一定に保ってください。特にウレタンニスを塗る場合には絶対に刷毛を往復で動かさないでください

塗り方のコツ その⑥ ウレタンニス

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ウレタンニスは1回で決めた方が綺麗に仕上がります。とはいっても、1回で塗りきれない部分もどうしても出てきます。その場合は素早く塗り直すのがポイントです。ニスはすぐに表面が固まり始めるため、ちょっとでも時間がたってから塗り直そうとすると刷毛ムラが出てしまいます。画像のように目線の高さに合わせて確認するとしっかり全体が塗れているかがわかりやすいです。

ペーパーのかけ方
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ウレタンニスも3回塗り重ねますが、ペーパーのかけ方はサンディングシーラー以上に表面を撫でるように優しくかけましょうここで下の塗料を剥がしてしまうと修正がかなりやっかいなので細心の注意を払ってください。表面がうっすら白くなるくらいで充分です。

ウレタンニス1回目と3回目の比較
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ニスまで塗り重ねるの?と思うかもしれませんが、画像を見れば違いは一目瞭然です。光沢感が増して表面の手触りも全然違います。そして塗膜が厚くなるので耐久性も増しています。

完成品 ~未塗装との比較~

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冒頭にも書きましたが、わたしは鉄道模型用のレイアウトベースを制作しています。きっかけはお客様からのご要望でしたが、塗装をすることによってここまで雰囲気が変わるとは思いませんでした。もちろん未塗装には未塗装の魅力があります。木の風合いと純粋な檜の香りを楽しむことができるので、このあたりは好みが分かれると思います。

塗料選び ~油性と水性の違い~

塗料を大きく分けると油性と水性がありますが、私は基本的には水性塗料をおすすめします。もちろん油性塗料にもメリットがありますのでそれぞれの特徴を考慮して選んでください。

水性塗料のメリット
  • 臭いが少ない
  • 扱いやすい
  • 刷毛の洗浄などが楽 (←意外と重要)
  • 価格がわりと安い
油性塗料のメリット
  • 金属面の塗装など一度塗りで済む場合もある
  • 塗料の密着力が強い
  • 塗膜が強いので耐久性がある
  • 光沢力が優れている

スプレータイプについて

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水性と油性以外にも刷毛塗りかスプレーかという選択肢もあります。画像は私が試行錯誤している時に購入したアサヒペンの油性 ウレタンニススプレーとスプレータイプのサンディングシーラーです。結論から言うと、スプレータイプは初心者の方にはおすすめしません。製品自体は素晴らしいのですが、綺麗に仕上げるためにはかなりのテクニックが必要です。私も何回かチャレンジしましたが断念しました・・・。

おすすめしない3つの理由

①作業場所を選ぶ

刷毛塗りと違い仕上がりが環境に大きく左右されます。室内ではまずやらない方が良いです。ベランダなども隣近所と隣接している場合には細心の注意が必要です。

②コストパフォーマンス

水性の刷毛塗り塗料は水で希釈ができるうえに無駄なく使えますが、スプレータイプはそうはいきません。1本あたりが高価なうえに、試し吹きなどちょっと練習しているとあっという間になくなります

③液だれしやすい・均一に塗りにくい

これは私の技術不足という噂もありますが、とにかく綺麗に仕上げるのが難しかったです。自作のスピーカーボックスやオリジナルのギターを制作している方などは上級者の方が多く、スプレーを使って綺麗に塗装しているのを見たことがあるので練習あるのみかもしれません。

場合によっては"との粉"を使う

との粉は木材の導管(木目の溝)を埋めて表面を平滑にするものです。木材の種類によっては導管が深いものもあるので、その場合はとの粉を使って"目止め"といわれる工程をやった方が綺麗に仕上がります。

まとめ

今回はあくまで水性ポアーステインの塗り方のコツです。油性塗料の場合やステイン以外の塗料の場合は異なる部分もあるかもしれません。

わたしは油性塗料やスプレータイプなどいろいろ試行錯誤した結果、水性ポアーステインに落ちつきました。材料の種類や、屋内、屋外どちらで使うものを塗るのか、また何に使うものを塗るのかによって塗料の種類や工程も変わってきます。ただ全てに共通して言えることは、ペーパーがけやシーラー、との粉などの下地作りに手を抜いてはいけないということ!塗り方やコツも大切ですが、下地作りで全てが決まるといっても過言ではありません。せっかく一所懸命作ったのですから最後まで手間を惜しまず最高の作品に仕上げてください。