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小型レイアウトでBUSCHのグマインダーDLを走らせる

2018年1月17日加筆・修正

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小型レイアウトでBUSCHのグマインダーDLを走らせる

当店ではBUSCH(ブッシュ)製品を扱っているので、HOf(1/87,6.5mm)の車両を走らせる小型レイアウトを作ってみたいと思っていました。実は以前に一度気合を入れて作りましたが、いまいちうまくいかず今回は反省を踏まえてのリベンジです。

HOfとは

HOfとは縮尺(スケール)は1/87ですがレール幅(軌間)が6.5mmのHOナローです。欧州の2フィート前後の鉱山鉄道などを模型化したもので、ドイツのメーカーの”ブッシュ(BUSCH)”が有名です。卓上レイアウトなどに適したジリジリと走る可愛い模型です。

関連記事>>> 鉱山鉄道ミニパイクにブッシュ(BUSCH)を選ぶ4つの理由

 

使用する材料と道具

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  • ベニヤ:約A4サイズ
  • レール:マイクロエンジニアリング 引き抜きレール コード55
  • 枕木:Fast Tracks(ファストトラックス) N用 木枕木 約16mm×1.5mm×1mm
  • Fast Tracks(ファストトラックス) N用 PCボード 枕木 約16mm×1.5mm×1mm

基本的な材料はこんな感じです。PECOのZゲージ用のフレキシブルレールでも良かったのですが、枕木の間隔やカーブの半径を考慮して引き抜きレールをハンドレイで敷設します。そしてBUSCHの車両を走らせる際に重要なアイテムがあります。

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専用のメタルプレートです。ブッシュの車両はとても小さくて軽いため、車両に磁石が搭載されていて磁力で集電を安定させています。ベースの下にメタルプレート(市販の金属板でもOK)を敷かないとまともに走ってくれません。

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  • ハンダ掃除用ブラシ
  • DESOLRERING WIRE (ハンダ吸い取り線)
  • マッハ模型さん 塩化亜鉛溶液 (フラックス)
  • Fast Tracks(ファストトラックス) ハンダ
  • ハンダこて

枕木の敷設

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今回は約A4サイズのベニヤにレイアウトを作ります。最小半径は70mm、右半分は半径80mmです。

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ベニヤにレールの位置と枕木の位置をけがいておくとどちらも敷設しやすいです。※枕木がけがいた線より内側に入っていることには触れないでください・・・。

レールをはんだ付けする

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ハンドスパイクしない理由

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メタルプレートのところでも書きましたが、ブッシュの車両には磁石が搭載されています。ハンドスパイクをすると犬釘と磁石が引き寄せあっていちいち停まってしまいます。そのためPCボード枕木を使ってハンドレイで仕上げる必要があるのです。

※以前ハンドスパイクでがっつり制作しましたが、いざ走行させるとまともに走らず、それはもう壮大にずっこけた経験があります。

塩化亜鉛溶液を使う

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いわゆる"フラックス"です。ハンダをスーっと効率良く流してくれるなくてはならないものです。ハンダしたいところに小筆などでちょんと付けるだけです。ただし毒性の強いものなので扱いには充分気をつけてください

ハンダを付けすぎた場合

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DESOLRERING WIRE (ハンダ吸い取り線)を使います。吸引したいハンダを一度溶かしたらその上に吸い取り線を置き、吸い取り線の上から更に加熱させます。吸い取り線にハンダが移ったら加熱しながらサッとはずします。

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ハンダの掃除

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ハンダをつけたら必ず金属のワイヤーブラシで掃除します。今回のような小さいレイアウトではそうでもありませんが、これがハンドレイの一番めんどくさい工程かもしれません。

レール敷設完了

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内側のレールはけがき線を目安にハンダ付けするたびに定規で計りながら留めていきました。外側のレールの場合もけがき線を目安にはしますが、自作の簡易トラックゲージ(治具)で確認しながらハンダ付けしていきました。

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台枠と組み合わせて完成

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電源は単三電池2本

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スイッチはシンプルなオン・オフスイッチ。ブッシュの車両の許容電圧が3Vまでなので電源は単三電池2本だけです。

試走動画

ジージー鳴りながらゆっくり走る小さい車両がたまりません。貨車1両だけなら引くことができました。


HOf 6.5mmナロー レイアウト ブッシュ試走動画

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