鉄道模型 輸入と工作のブログ

商品のスペックや使い方を分かり易く解説しています

エナメル塗料 ハンブロールの魅力と注意点

 

2017年6月13日 加筆修正

エナメル塗料 ハンブロールの魅力と注意点

f:id:narrow-gauge-shop:20170613133717j:plain

ハンブロールの魅力


発色の良さ

発色が弱い塗料の場合、塗装直後は良い感じだと思っても乾くと希望の発色を得られないことが多々あります。その場合は塗装と乾燥を何回か繰り返すわけですが、何度も重ね塗りをするとボテッとした仕上がりになることもあります。ハンブロールは隠ぺい力が強いこともあり、何度も塗り重ねる必要がありません。発色力が高いので塗装前のサーフェーサーも不要です。


塗膜の強さ

塗装において一番大事なところかもしれません。ハンブロールはとにかく塗膜が強いことで有名です。ハンブロールは顔料に含まれる樹脂が空気と反応してゆっくりと塗膜を作っていきます。揮発して塗膜を作るラッカー系塗料と比べると乾燥時間はかなり必要になりますが、乾燥後の塗膜の強さはピカイチです。


塗りやすさ

これは人それぞれ違うかもしれません。あくまでわたしの個人的な意見です。塗装において塗りやすさは非常に重要です。塗料が柔らか過ぎても塗りずらいですし、固すぎても筆引っかかる感じがしてストレスになります。ハンブロールは筆を動かした時の塗料のノビや粘度が絶妙だと思います。

 

ハンブロールの注意点


入手しにくい&割高

海外では主流の塗料ですが国内では入荷が不安定だったり、販売しているお店も多くはありません。特に専用のシンナーなどは塗料以上に入手困難です。また国内メーカーのエナメル塗料と比べて割高です。


開封の仕方

ハンブロールは缶に入っていて開封する時はマイナスドライバーなどを使います。開封の際にフタを歪ませてしまうと、閉めた時にわずかな隙間でも空気が入りすぐに硬化してしまいます。無理に力を入れて開けずに全方向から少しずつ力を加えて優しく開けてください。


極力空気に触れさせない

魅力の部分に書きましたが、ハンブロールは顔料が空気と反応して塗膜を作っていきます。使う分の塗料を出したらすぐにフタをしっかり閉めましょう。少しの時間でも開けっ放しは厳禁です。


しっかり撹拌する

ハンブロールは顔料が沈殿しやすいので使用前には必ず撹拌する必要があります。しかも一般的な塗料に比べてかなりの時間を要します。塗料の状態にもよりますが、最低でも5分くらいは撹拌してから使用した方が良いと思います。撹拌が足りないと必要以上にベタついたり、マットタイプなのに艶が出てしまったりします。


再利用は不可

空気に触れると硬化が始まるハンブロールは一度硬化してしまうとシンナーを使っても再利用はできません。気に入った色ができたり余ったりしても、一度塗料皿に出した塗料は再利用はできないので使う分をその都度出すようにしましょう。


乾燥時間

湿度によって変わりますが、わたしは基本的に丸一日おきます。場合によっては二日以上待つ必要もあるかもしれません。完全に乾く前に触ってしまうとせっかく綺麗に塗装できていても指紋がついてしまうので注意してください。

 

まとめ

なんだか注意点の方が多いじゃないかと思った方。確かに乾燥時間も長く、扱いも難しいのがハンブロールです。しかしそれを上回るほどの仕上がりの良さがあります。一度使ってみればその魅力がよくわかり病みつきになるかもしれません。塗料には用途や好みもあるかと思いますが、入手しやすいタミヤのエナメル塗料とうまく使い分けられると良いかと思います。

 

f:id:narrow-gauge-shop:20160717161957j:plain

・ハンブロール / Humbrol エナメル塗料 6色 & シンナー ウェザリングセット


当店では6色+シンナー(x2)のセットで販売しております。

・専用シンナー (28ml)
・マットレザー(x2) (14ml)
・マットブラック (14ml)
・マットホワイト (14ml)
・マットラスト (14ml)
・マットオリーブドラブ (14ml)
・マットダークアース (14ml)