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鉄道模型 輸入と工作のブログ

商品の使い方、スペックなどもご紹介しています。

『On30/HOn3 Annual(アニュアル)』を海外通販で個人輸入する方法

『On30/HOn3 Annual』carstens出版を海外通販で購入する

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はじめに

ナローゲージショップ店長が実際に買ってみた」ということで『On30 Annual』『HOn3 Annual』を海外通販で個人輸入する方法を確認してみます。当店でも以前は定期的に各種書籍が入荷していました。しかしここ数年は仕入ルートが途絶えてしまい、ご期待に沿えず頭を抱えている状況です。

今回は特に人気のある書籍『HOn3 Annual』を実際に買ってみて、その手順をご紹介します。購入するお店は、お客様のご要望で過去に利用したことのある「White Rriver Productions」さんです。その時には多少の行き違いがあり、2ヶ月程度で商品を入手しました。ではさっそくいってみましょう。

 

実際に買ってみる

White Rriver Productions

shop.whiteriverproductions.com

1. White Rriver Productions
  • まずはサイトにアクセスして右上の検索窓に「annual」と入力します。

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2. 商品一覧
  • 購入可能な商品一覧が表示されるので、『HOn3 Annuan 2016』の商品名をクリックします。

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3. 商品ページ
  • 水色の[ Add to cart ]をクリックして商品をカートに入れます。quantityとは数量のことです。2冊カートに入れたい場合には[ 2 ]と入力してから[ Add to cart ]をクリックします。

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4. カート
  • 水色の[ Checkout ]をクリックして会計に進みます

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5. 発送先住所の確認
  1. まず左側上部にメールアドレスを入力して、その下に発送先住所(Shipping adress)を入力します。特に必要ない部分は空欄のままでOKでした。
  2. 右側は商品代金(Subtotal)と送料(Shipping)です、今回は19.95ドルと10.00ドルと表示されています。送料は購入冊数で変わるので注意が必要です。右下のTotalが支払い合計金額です。
  3. 入力して確認を終えたら、水色の[ Continue to shipping method ]をクリックして発送方法の選択に進みます

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6. 発送方法の選択
  • 今回は1冊のみなので特に選択はできませんでした。水色の[ Continue to payment method ]をクリックして支払い方法の選択に進みます

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7. 支払い方法の選択
  1. クレジットカードかPayPal(ペイパル)で支払うことができます。MM/YYにはカードの有効期限を入力します。2020年5月であれば05/20と入力します。その隣のCVVとはクレカ裏面に記載されている3ケタのセキュリティコードのことです。
  2. 左側下のBilling adressとは請求先住所です。発送先と請求先(クレカの所有者の住所)が異なる場合には[ Use a different billing adress ]にチェックを入れます。
  3. しっかりと最終確認を行い、水色の[ Complete order ]をクリックして注文を完了します。修正する場合には左下の[ Return to shipping method ]で戻ることができます。

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8. 注文完了
  • 無事に注文が完了しました。注文完了メールが届きます。

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まとめ

いかがでしょうか、思ったより簡単でしたか?もちろん個人輸入は自己責任になります。トラブルの際には英語でやり取りしなければならず、支払い時にはリスクも伴います。しかしそれは国内通販でも同じことです、いずれもしっかりと下調べをすればリスクは最小にすることができます。

必要なものを必要なときに、必要な場所から手に入れるためにも選択肢は多く持っておきたいものです。ナローゲージショップはその目的に向かって突き進んでいます。当店の経験がその一助となれば幸いです。

鉄道模型の海外通販 ~個人輸入5つのコツと注意点

鉄道模型の海外通販5つのコツと注意点

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鉄道模型ショップの店長である私の経験から、海外の鉄道模型を海外通販で入手するにあたっての注意点や、個人輸入についてかんたんにお話しします。

 

高度な英語力は不要

英語力は中学生レベルで十分

海外通販ではほとんど場合、最低限の単語がわかれば注文できます。問題が起こったり質問や要望がある場合には積極的に伝えます。感謝の心を大切に、敬意をもって接すれば大抵何とかなるはずです。私たちも実体験からそれは痛感しています。

私たちは中学生レベルの英語力で海外出張もこなしてきました。開業当初などは特にそうでしたが、いま考えるとよく話を聞いてもらえたな…みたいなことばかりです。

日本人は英語が苦手

日本人は英語が苦手だと言われますが、それは学問として考え過ぎているからではないでしょうか。日本人は非常に優秀です。当店のお客様も博識な先達諸兄ばかりなので、つくづくそう感じます。私たちはテストの点が悪かったのが幸いしているのかも知れません。

海外の方、特に非英語圏内の方とのやりとりでいつも思うのが、そんなにテキトーでよろしいんですか?ってことです。英語は言葉でありコミュニケーションツールです。言葉や文化の違いはあっても、表現や感じ方に差があるだけです。

困ったらツールを使う

いざとなればweblioやグーグル翻訳があります。読むだけならグーグルクロームの翻訳機能を使えば早いです。スマホのアプリも日々進化しています。しかし特に若い方はできるだけ英語に慣れ親しんでおいた方が良いでしょう。主な理由として、例えばドイツ語を日本語に機械翻訳してもピンとこないときに、文法体系が似通った英語に訳すとスッキリわかるということがあります。英語にある程度親しんでおけばフランス語でもスペイン語でも怖くないのです。国内外を問わず通販では支払情報や発送情報など入力する内容は基本的に同じです。ここでは少しでも慣れるためにも翻訳機能の利用は最小限に留めることをおすすめします。これからは世界中で買ったり売ったりがどんどん当たり前になるでしょうから。

 

日本人とは異なる感覚

異なる価値観や文化に敬意を払う

私たちは輸入業を営んでいますが、取り引きで最も大切にしているのは、異なる文化と価値観に敬意を払うことです。送られてきた物や個数が間違っている、破損している、そもそも届かない、しかも問い合わせに対する返答が無い。仮にこんな事態に遭遇してもあわてずに対処します。彼らは私達とは背景が異なります。お店やお客という概念すら私達とは大きく認識が異なるのです。

ハッキリと伝えて気長に待つ

海外通販では特に、何か要求があるときや問題が生じた際にはハッキリとこちらの言い分を伝えてコミュニケーションを図ることが重要です。黙っていれば察してくれるということはまずありません。またほとんどの場合、日本人とは時間感覚が異なります。言いたいことはしっかり伝えて気長に返事を待ちます。

要求は同時に2つまで要点は箇条書き

大切な用件を伝える際には一度に2つまでにしています。なぜなら経験上その方が効率が良いからです。あとは箇条書きで伝えるのも効果的です。これは認識・処理の仕方に違いがあるためだと聞いたことがあります。お互い気持ち良くやり取りするためのコツといえます。

 

海外通販における決済方法

国内通販との違い

国内通販と異なるのは、クレジットカード払いに分割払いを選択できないこと、銀行振込が利用できなかったり手数料が高額なこと、商品代引は利用できないことです。決済は基本的にクレジットカード(一括払い)およびペイパル(Paypal)デビットカードで行います。

クレジットカードの選び方

使用するクレジットカードによっては万一のトラブル時に差が出ます。デスクのトラブル対応はアメックスなどのプロパーカード(※)および三井住友VISAカードが対応も早く安心です。利用するクレジットカードに付帯するショッピング保険もチェックしておきます。

(※)クレジットカードには国際ブランドというものがあり、皆さんご存じのVISAやマスター、JCB、アメックス、ダイナースなどがそれです。この国際ブランドが直接発行しているカードのことをプロパーカードと呼びます。ちなみに日本国内でカードの発行業務も行っている国際ブランドはアメックスとJCBダイナースだけです。

ペイパル(PayPal)やデビットおよびプリペイド

買い手がしっかりと保護されているペイパル(PayPal)を利用する(要登録)。VISAデビットやVプリカ(要登録)など手軽に使えてセキュリティ面で安心な決済方法も増えています。過度にトラブルを心配する必要は無いと思いますが、条件によっては勝手の良い決済手段となります。

VATに関して

VAT(付加価値税)は日本の消費税のようなものです。イギリスではVAT、ドイツではMwSt.、オーストリアではUSt.、フランスではTVAと呼ばれます。税率はおおむね20%程度ですが国によりモノにより異なります。日本の消費税と同じように、国内で消費使用されるものに対する課税となりますので、外国から購入する場合には免除されます。私たちはたいてい日本国内でその商品を消費するので、受け取り時(自宅の玄関や郵便局の窓口など)にVATではなく日本の消費税を支払います。日本の消費税は2017年現在8%です。海外通販においてはこの差が大きいほどお得感があるといえます。

 

住所の記載方法

日本の宅配業者に向けて書く

住所を記入するときに大切なのは郵便番号と住所を正確に入力することです。もしCountry(国名)やCounty(都道府県)の入力欄が無くても、郵便番号と住所が正確であればJAPAN宛であることを発送する側が記載してくれさえすれば何とかなります。現地ではこう書くとか細部はそこまで気にする必要ありません。あくまで日本人が見て分かればよいのです。

電話番号の書き方

電話番号も住所と同様です。+81のあとの0を取って…という必要はありません海外から電話がかかってくることは基本的にないので、あるとすれば日本国内からです。住所と電話番号の記載方法に関しては個人的に質問されることが多かったので触れておきます。

 

送料と関税と消費税そして通関手数料

注文前に要確認

海外通販では、商品代金のほかに送料と関税さらに消費税がかかります。予想外の出費に驚いてがっかりしないためにも、この部分はキチンと押さえておく必要があります。送料などでわからないことがあれば、事前に注文するお店に確認しておきます。

送料

どこの国からどんな方法で送るのかだけでなく、買った物の大きさや重さによっても送料は大きく変わります。注文時には正確な送料がわからないお店も多いので、まずは「日本に送れるか」また「送料はいくらか」を聞いてみるとよいでしょう。送料を確認するときには、「これとこれを買った場合に送料はいくらになるか」を確認します。

関税・通関手数料

関税に関しては、細かく書けば面倒で小難しい気がします。ですが実際はそうでもありません。海外通販で買い物をして個人輸入する場合には、基本的に「国際郵便」か「国際宅配便」で送られてきます。よって以下の2つを押さえておくだけです。

  1. 課税対象額(※)が20万円を超えない場合には、税関で税額が決定されてそのまま手元へと送られます。玄関や郵便局の窓口で税金(関税+消費税+手数料)を支払って荷物を受け取ることができます。少量の買い物で課税対象額が1万円以下の場合には免税となります。(※課税対象額=商品代金×60%)

  2. 課税対象額が20万円を超える場合には「輸入申告手続」が必要となり、税金も先払いになります。とはいっても自分で手続きする必要はなくペイジーやネットバンクで税金を支払い、郵送されてきた書類に記載をして送り返すだけです。手続きが終わればすぐに発送されて荷物を受け取ることができます。

  • 課税対象額はなぜ「商品代金x60%」なのか

個人輸入小口輸入(商用輸入)とは異なり、個人での使用を目的としています。よって卸値を基準に購入価格の6割と定められています。

 

このあたりの流れは税関のHPにわかりやすい解説があります。http://www.customs.go.jp/tsukan/kojinyunyu.htm  (個人輸入通関手続)

 

関税額の計算は通関時の判断により異なります。課税対象額に送料が含まれるのか、どうかなど、状況によりまちまちだったりします。上記はあくまで個人使用目的の個人輸入に限った数字です。これらは購入金額と数量により変動することを覚えておいてください。

  • 関税額=課税対象額×関税率(※商品により異なる)
  • 通関手数料

EMS  200円
FedEx 500円
UPS  540円
DHL  700円未満→無料
    立替合計額が5万円未満→1,000円
    立替合計額が5万円以上→立替額の2%

まとめ

外国人も英語も面倒

海外通販(個人輸入)=怖い、不安、よくわからないという声を耳にします。しかし実際には、そのいずれでもないと私は思っています。「怖い」「不安」でも「わからない」でもない。では一体何なのかと問われれば、「面倒くさい」の一言に尽きると思います。海外との取引では、大なり小なり好奇心をもって、プロセスを楽しむ姿勢がないとやってられないような面倒がしばしば起こります。

英語は読むのもめんどくさいぞ。届いたけど入ってないものがあるぞ。しかもなんか壊れてるぞ。お得とか以前にとにかく面倒だぞ。This is めんどくさい。ではないかと思うのです。

でもご安心ください、だからナローゲージショップがありますので。

自由に買う

必要なものを必要なだけ、必要なときに、必要な場所から手に入れるために。さらにいえばお得で、その時の条件に合った方法を探すことができればベストです。それは私たちショップが追い求める理想であり一つの到達点です。そのためには選択肢を多く持っておくに越したことはありません。当店の経験が僅かでもその一助となれば幸いです。